デン爺
※ネタバレは絶対にありませんのでご安心ください。
アニメ化決定
連載が始まった当初から話題となり、単行本が発売される頃には、アニメ化を望む声が高まっていた「トニカクカワイイ」ですが、
ついに、2020年秋クールとして10月からアニメ化されることが決定しました。
アニメーション制作は過去に「DOG DAYS」や「トリニティセブン」、最近でいえば「アルテ」を手掛けたSeven Arcsで、
監督は、博史池畠となっています。
そして、声優には、
ヒロインで妻の由崎司役に鬼頭明里。
主人公で夫の由崎星空には榎木淳弥が起用されることが先日発表されました。
早速、声があてられたアニメ化決定PVも発表されていますので、気になった方はそちらもご覧ください。
由崎司役に鬼頭明里
ここで、裏話を一つ。
先ほども言った通り、由崎司役は鬼頭明里に決定しましたが、
それが発表されたときにSNS上にはこういった反応が多くみられました。
https://twitter.com/12pain20/status/1260932213010382849?s=20
というのも、実は、この「トニカクカワイイ」は、“連載が始まった当初から話題となり”と言いましたが、
この作品、作者の畑健二郎が声優の浅野真澄と結婚したのと同時に始まった夫婦ラブコメディなんですね。
そのため、実際に連載が始まった当初は、浅野真澄の可愛さをアピールするために始めた作品なんじゃないか?という風にイジられ話題となっていました。
それだけに、アニメ化するなら、ヒロインで妻の由崎司役には浅野真澄が来るのではないか。と予想してしていた人も多かったようです。
ちなみにですが、監督の博史池畠をはじめスタッフ陣は、過去に、浅野真澄が原作で、畑健二郎が作画を担当していた「それが声優!」という作品のアニメ化監督をしていたこともあり、それに反応する声もみられました。
一部役職が変わった方もいるけど、畑健二郎・博史池畠・兵頭一歩・佐々木政勝・エンドウ.と完全にそれが声優!スタッフなのでイヤホンズに関わって欲しい気持ちは高いけれど、レーベルはワーナー
そして畑健二郎作品でワーナーならハヤテ文脈で甲さんに入って欲しいところ #トニカクカワイイ— さんしち (@sanshichi21) May 12, 2020
気になった方は「それが声優!」も読んでみてください。
次からは、今回の本題である、「トニカクカワイイ」のあらすじと見どころ。そして実際に読んだ感想を紹介していきたいと思います。
あらすじ
真っ白な雪が僕の命を吸い取って行く…
全身が焼けるみたいに熱い…僕は死ぬのだろうか…
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
「大丈夫。人はこの程度では死なないよ。それにキミは…まだ死ぬ気もないだろう?」「だから、がんばれ。」
薄れてゆく意識の中で由崎星空(ゆざきなさ)はとても美しい声を聞いた。
それが、お嫁さんとの最初の会話_____
ナサくんはその名前のため周りから馬鹿にされていた。
それがとにかく嫌だったナサくんは馬鹿にされない人間になるため、必死に努力し中3になる頃には成績優秀者となっていた。
そんなナサくんは高校受験を控えたある日の雪の夜、運命の人と出会う。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
理屈などない。とにかく可愛い!!
その子から目が離れない。ナサくんは油断していた。
その子に近寄ろうとしたその瞬間、道路に飛び出てしまいトラックに轢かれる。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
痛みの中目を開けると、なんと少女が覗き込んで更に血を流していた。
少女は身を呈してナサくんを助けたのだ。
しかし、ナサくんが気がつくと名前も告げずに去っていく少女にナサくんは満身創痍のなか、少女を追いかけ勢いで愛の告白をする。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
すると少女は「結婚してくれるなら付き合おう」と言い姿を消してしまう。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
その後いつかまたその少女に会えることを期待して、接客や配達のバイトの日々を過ごすナサくん。
すると18歳になったナサくんの前に約束どうり結婚するためにかつての少女がナサくんの前に再び姿を現す!
謎だらけだけど、とにかく可愛いお嫁さんといきなる始まる新婚生活ラブコメディ!!
見どころと感想
さて、ここからは、「トニカクカワイイ」の見どころと実際読んだ感想を紹介していきたいと思います。
ネタバレは含みません。
アニメを見るに当たってやこの作品を見るに当たって、今から挙げる部分に注目してみてはいかがでしょうか。
ただのラブコメではない
まず、一つ目の見どころとして、挙げるのがこの作品は普通のラブコメではない。というとこです。
一般的なラブコメのように、付き合うまでの過程を描いたり、ライバルが現れて...といった展開はありません。
「夫婦」をテーマとしているため、「結婚後」の生活がリアルに取り上げれています。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
例えば、二人で「婚姻届け」を出しに行く回だったり、生活用品をそろえにドンキに行く回だったり。
結婚したからこそ起こる、または実感する、ありふれた日常をテーマとした作品となっています。
そして、そのありふれた日常の場面に、カワイイ&トキメキ要素であったりコメディ要素がはめられているので、他とは違ったラブコメが楽しめます。
「夫婦」になって、ただイチャイチャするだけなので、ラブコメではなく“イチャコメ”ということもできますね。
マニアック&パロネタ満載
そして、二つ目の見どころが、溢れ出るサブカルチャーネタです。
前作の「ハヤテのごとく!」同様、この作品でも、アニメや同人誌、または時代を彩ってきた社会的要素などをもとにしたパロディやネタが多く登場します。
司ちゃんがサブカル好きなので、結構そういったネタは満載で、しかも、これも前作同様で、相当マニアックなものもありますね(笑)。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
正直、読んでいても全部を分かることはできませんでした。
しかし、全部わからなかったとしても、十分面白かったし笑えます。
しかも、逆に分かったら倍面白いですし、司ちゃんやナサくんをはじめとするキャラクター達が繰り広げるパロディ部分にも注目してほしいと思います。
司ちゃんの正体
そして、最後の見どころなんですが、それはズバリ司ちゃんの正体です。
実は、あらすじを読んでくれた方は予想が付くかもしれないですが、司ちゃんは謎多き人物です。
なぜ、トラックにぶつかったのに大丈夫なのか。とか。
(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
他にも、作品を読み進めるに当たって、そういった疑問に思うこと(疑問という形でのヒント)はたくさん登場るのですが、
司ちゃんの場合は、そもそも正体が明かされないまま物語が進行しています。
それは、現在(2020年5月)で10巻まで発売されていますが、明かされていません。
なので、これから「トニカクカワイイ」を読んだり、アニメを見る人は、司ちゃんの正体も予想しながら見るのも楽しいのではないでしょうか。
ちなみにですが、個人的に現時点で私も予想してみました。それが、下のモノになるのですが、こちらはネタバレが少し含まれますので、読まれる際には注意してください。
おわりに
以上が、「トニカクカワイイ」の見どころと感想になります。
皆さんも、「トニカクカワイイ」を読む・見る際はこういった部分に注目してみてはいかがでしょうか。
また、「トニカクカワイイ」は単行本の巻末のおまけ漫画に加えて、表紙・裏表紙には挿絵と質問コーナーが付いているのですが、そこもしっかりネタになっていたりして、本編以外も結構充実しています。
そのため、「トニカクカワイイ」が気になったという方や、アニメを見て面白いと思った方は、ぜひ単行本の方も読んでみてください。
おすすめです。