デン爺
今回は、あの大人気作品「鬼滅の刃」を全巻“初版”で持っているという強者・太郎くんに、この作品の名場面と思うシーンをインタビュー形式で振り返ってもらいました。
はじめに
(引用:https://www.shonenjump.com/j/)
はじめに、「鬼滅の刃」を全巻“初版”で持っていることが、どうして強者なのか。その理由を紹介しておきたいと思います。
※興味なければ飛ばしてください。
現在(2020年5月)、新刊が出るたびに重版が相次ぎ、また毎週ジャンプに掲載されるたびに話題となり、まさに社会現象となっている「鬼滅の刃」ですが、
実はこの作品、連載開始当初はごくごく普通の作品だったのをご存知ですか?
「鬼滅の刃」がこのような社会現象となったのは、アニメが放送されだしてからなんです。
(引用:https://kimetsu.com/anime/)
そして、アニメが放送されると、皆が、まぁ私も含めてですが、この作品の凄さに気づきこのような売り切れ・重版が相次ぐ事態となったのです。
しかし、皆がこの作品に注目しだした頃。つまりアニメ化がされた頃には当然、最初の方の巻の“初版”はもうないですよね。
つまり、全巻“初版”で持っているということは、皆が「鬼滅の刃」の凄さに気づく前に、その凄さに気づいていた。ということになります。
また、人気になって手に入りずらい状況になっても、絶対に“初版”を手にいれている凄さもあります。
そのことから、言わば「鬼滅の刃」のファンの中のファン。最も「鬼滅の刃」を愛している人間と言っても過言ではないか...。と考えました。
そこで、私は全巻“初版”を持っている人は「鬼滅の刃」の凄さを一番知っている・一番愛している人間と位置づけ、
今回、「鬼滅の刃」を振り返って、名場面を選んでもらいました。
ごあいさつ
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–よろしくお願いします。
太郎くん:
よろしくお願いします(笑)。なんか緊張しますね。
–早速なんですが「鬼滅の刃」を全巻“初版”で持っていると聞きましたが、凄いですね。
太:ありがとうございます。これは僕的に結構自慢できることなんですけど、こんな感じで賞賛をいただいたのは初めてだったので、素直に嬉しいです。
–「鬼滅の刃」はいつ知ったのですか?
太:連載が始まった時から知っていました。僕はジャンプを毎週買っているので、その時にこの作品を読んで、ハマってしまったので、単行本も買おうと思いました。
なので、アニメ化が決まったときは「うぉーーー」ってなりましたね(笑)。こんなにも人気になって手に入りづらくなるとは思いませんでしたけど。
–では、まさに「鬼滅の刃」を最も知っている男。と言っても過言ではありませんね。
太:自分でいうのもなんですが、そうかもしれませんね(笑)。でも、確かにこの作品は今まで何度繰り返し読み返した分からないですし、アニメも何度も見ましたね。そして、その度に一人で興奮しています。
–なるほど(笑)。今日はそんな太郎くんには、この作品の名場面と思うところを振り返って頂くわけですが、
今回は、“立志編”、“無限列車編”、“刀鍛冶の里編”、“無限城編”、そして“決戦無惨編”の5つのブロックに分けて、それぞれ一つずつ名場面と思うシーンを教えて頂きたいと思います。
太:一つずつですか。この作品は名場面が多いので、難しいですね(笑)。全くもって個人的な鬼滅ワールド全開となるかもしれないですけど...(笑)。
でも、共感してもらえればうれしいですね。頑張ります!
立志編(1巻~7巻)
–それでは“立志編”から。一番の名場面をお願いします!
太:はい。“立志編”はアニメ化された部分でもあり、1巻から7巻と範囲が広く、炭治郎が鱗滝さんの科せた条件を成し遂げた場面や、柱が登場した場面など、インパクトが大きい場面が多いので迷ったのですが、
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第5巻に収録されている第40話・ヒノカミから、炭治郎と禰豆子が力を合わせて十二鬼月の累の首を刎ねたシーンを選びました。
絆は誰にも引き裂けない!!発動、ヒノカミ神楽「円舞」
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–どうしてこのシーンを選ばれたのですか?
太:このシーンは、アニメでも一番盛り上がったシーンですが、正直このシーンを見るときは毎回鳥肌が立ってしまいます(笑)。このシーンは限界まで追い込まれたときに通じ合った兄妹の絆に感動と、迫力に興奮が収まらないですね。
「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!」この名言が飛び出したのもこの場面です。お互いあきらめなった結果、お互い想いあった結果が形になったシーンでした。累の首を刎ねたところは流石に倒したと思いましたよ。
また、無惨を倒すためのカギとなる、ヒノカミ神楽が初めて発動した場面でもありました。
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炭治郎と禰豆子が共闘したこと。ヒノカミ神楽が初めて発動したこと。どちらも今後、物語が進みだすとても重要なカギとなっていたので、このシーンを“立志編”の名場面として選びました。
無限列車編(7巻~8巻)
–それでは“無限列車編”の一番の名場面をお願いします!
太:はい。“無限列車編”は今度、映画ありますね。絶対見に行きたいですが、無限列車編では炭治郎に迫る様々な場面での重要な決断と葛藤が印象的ですね。
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禰豆子のこと、家族のこと、煉獄さんのこと。どれもが、今後、炭治郎が鬼滅隊として強くなっていくために重要なものばかりでした。
その中でも、今回は第8巻に収録されている第66話・黎明に散るから、猗窩座との戦いで負った致命傷から死を悟った煉獄さんの言葉を選びました。
煉獄杏寿郎死す。最期に託した想い
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–どうしてこのシーンを選ばれたのですか?
太:“無限列車編”は戦闘も激アツで、さっき言った通り、炭治郎の心の部分の強さや成長が見れる展開となっています。なんで、そちらを挙げてもよかったんですが、もう一つの見どころとして、煉獄さんの言葉があるんですね。
「俺は俺の責務を全うする!!ここにいるものは誰もしなせない!!」と言葉の通り、煉獄さんの言葉は非常に力強く、また正義感が人一倍強い人なので、そんな人が発する鬼滅隊としての、柱としての、一人の人間としての言葉は重かったです。
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そんな煉獄さんの最期の、柱としての言葉や、炭治郎たちへのメッセージ。そして想いには心にズシっと来るものがありました。
戦闘シーンはもちろんなんですが、「鬼滅の刃」にはこうしたキャラクターの心情や気持ちの部分にも読者は心打たれる場面がある。それがあるからこそ、こんなにも人気が出てるんだと思うんですよ。
なので、“無限列車編”ではこのシーンを一番の名場面としました。
刀鍛冶の里編(9巻~16巻)
–では、次は“刀鍛冶の里編”をお願いします。
太:はい。実は“刀鍛冶の里編”は迷うことなく一発で決めることができました。この部分では、第15巻に収録されている第126話・彼は誰時・朝ぼらけから禰豆子が日の光を克服して、喋ったシーンですね。
正直、「鬼滅の刃」の中で一番好きなシーンなんですよね。確かに“刀鍛冶の里編”では他にも鋼鐵塚さんが鬼に切られても、一心不乱に刀を研いでいたシーンなど、名場面はたくさんありました。
しかし、今回はダントツですね(笑)。
禰豆子が太陽の下でしゃべった!
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–ダントツなんですね(笑)。
太:はい(笑)。禰豆子には悪いですが、あの場面では、はじめてジャンプで読んだ時は、さすがに死んだと思いました。太陽が昇ってきて、禰豆子の体が焼かれ始めて。絶体絶命の中に立たされたのに、禰豆子自ら、鬼滅隊の使命を守るように炭治郎を蹴り飛ばして犠牲になることを選択しましたから。
この後、どうなるんだろうと思ってましたね。炭治郎は何を糧に戦うんだろう?とか、自暴自棄になっちゃうのかな?とか。もう禰豆子が生きているという展開は全く予想できていませんでした。
それだけに、禰豆子が生きていた。というのは驚愕でした。しかも、初めて喋ったので二重で驚きました。
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「おはよう」と禰豆子は鬼になってからの長い眠りから覚めたような感じで、朝日の光も絶妙にマッチしていて感動のシーンでもありました。
これを名場面に挙げないでいられるか!ってことで、“刀鍛冶の里編”ではこのシーンを選びました。
無限城編(16巻~21巻)
–それでは、無限城編”の一番の名場面をお願いします。
太:はい。これも難しいですね。“無限城編”はまさに全ての戦いが生死を賭けた最終決戦でしたし、どれも激アツで名場面と言えるシーンがいくつも登場しました。
例えば、善逸が独自に生み出した第7の型「漆ノ型」で獪岳を倒したシーンもそうですし、カナヲと伊之助がそれぞれ因縁を持っている童磨を倒したシーンもそうですね。
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もっと細かくいくと、産屋敷輝利哉たちが親を亡くした直後にも関わらず涙をこらえて、指揮を取る魔面も名場面と言えます。
こんな感じで言い出したらキリがないほど名場面と言えるシーンがあるので、迷ったんですが、今回はその中でも、第18巻に収録されている第152話・透き通る世界から炭治郎が究極の世界でヒノカミ神楽・斜陽転身を放った場面を選びました。
極限の中で見えた!“透き通る世界”
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–どうしてこのシーンを選ばれたのですか?
太:このシーンにしたのには2つ理由があって、まず一つ目が個人的にこういった主人公が覚醒するって言うシーンがめっちゃ好きなんですね。それで、今回は炭治郎が覚醒して、すべてが見通せる“透き通る世界”に入ったわけなんですけど、めっちゃカッコよくないですか?
猗窩座の攻撃は威力も速度も上がっていて、義勇さんすら防げない攻撃を全て見切ってかわす。瞳孔は開ききって、力は漲ってくるのにとても心は落ち着いていて、冷静に思考できている。
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このシーンは読んでいてずっとテンションが上がりっぱなしでしたね。
そして、2つ目の理由なんですが、この場面は炭治郎が新たに習得できるすべてを身に着け、まぁいわば完全体?ちょっと表現はおかしいですが、となり無惨と戦える状態に成長した場面でもありました。
そのため、炭治郎の成長を一から見てきた私たちにとっては、とても感慨深いシーンでもありました。なので、“無限城編”は名場面となるシーンがたくさんあったのですが、これを一番の名場面としました。
決戦無惨編(21巻~23巻)
–それでは、最後になります、“決戦無惨編”の一番の名場面を教えてください。
太:はい。“決戦無惨編”はまさに死闘で、炭治郎や柱をはじめ、鬼滅隊の全員がすべてを文字通り賭けた戦いを繰り広げました。そのため、今まで各編で一番として挙げてきた名場面すらを超えるようなシーンがたくさんありました。
(引用:https://www.shonenjump.com/j/)
そして、それは今まさに無惨との激闘を繰り広げている現在だけでなく、炭治郎が死にかけ、意識が飛んだ夢の世界で見て、そして聞いた、縁壱さんの話も湧き上がる興奮が止まりませんでした。読んでいるこっちが死にそうでした。
毎週毎週こんな感じだったので、単行本で一気に読むと相当ヤバいと思います(笑)。
その中でも、やはりと言っては何ですが、第203話・数多の呼び水から無惨を完全に倒し、鬼となってしまった炭治郎がみんなの呼び声で人間に戻ったシーンを最後の名場面として選ぶことにしました。
人と鬼、その因果が今、断たれる!!
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–どうしてこのシーンを選ばれたのですか?
太:はい。まぁ、先ほども言ったんですが、これは鬼を倒す。つまり無惨を倒す物語でした。当然、無惨は強敵で炭治郎をはじめとする柱たちも多くの物を失い、激闘となり、それ故に名場面がたくさん生まれました。
しかし、その中でも一番は?と聞かれると、やはり最大の目的である無惨を倒して、鬼との因果を断った場面でしょう。無惨の死は太陽が昇って消滅したところと、炭治郎の精神から気に話されたところと、2回ありました。
炭治郎が鬼となってしまった展開では、批判する人の反応も見えたのですが、それでも、この展開は私の中ではアリで、むしろ良かったのではないかと思っています。
皆が炭治郎を人間に戻そうと呼びかけ、炭治郎もそれに応えるように手を伸ばし、無惨を完全に倒す。ただ倒すだけでなく、今まで炭治郎が築いてきた絆が生んだ結果なので最高でした。
(引用:https://www.shonenjump.com/j/)
また、それだけに炭治郎が戻ってきた時に上がった周りの歓喜や興奮は、こちらにまで伝わってきて、この感情は忘れることはないと思います。
おわりに
(引用:https://www.shonenjump.com/j/)
–ありがとうございました。こうしてみてみると、「鬼滅の刃」には名場面がたくさんありましたね。では、最後に一言お願いします。
太:いえ、こちらこそありがとうございました。このような機会があって、インタビューもらえてうれしかったです(笑)。それと、共感してもらえればうれしいですね。
最後に、「鬼滅の刃」は終わってしまいましたが、本当に最高の作品でした。なので、吾峠先生には次回作も期待して待ちたいと思います。
今日はありがとうございました。