デン爺
ということで、今回は、読むことによって気持ちを高めてくれる。また盛り上げてくれる。
そんな、Jリーグが舞台として取り入れられているおすすめの漫画を3作品を紹介したいと思います。
どの作品も本当にアツい戦いが繰り広げられています。
また、絶対におすすめの作品です。
Jリーグの開幕が待ち遠しいそこのあなた!
この機会に、これらの作品を読んで、気持ちをさらに高ぶらせてみてはいかがでしょうか?
① GIANT KILLING
(引用;ebookjapan.yahoo.co.jp)
本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる!達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANTKILLING(ジャイアント・キリング)!!東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる!『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!
(引用;ebookjapan.yahoo.co.jp)
概要
・原案、取材協力;綱本将也
(他作品;U−31、ボール・ミーツ・ガール、日曜日に沈黙、etc)
・作画;ツジトモ
(他作品;GHOST、スリーストライク、DABO & RACO、etc)
・掲載誌;モーニング(講談社)
・発表号;2007年6号~
・巻数;既刊53巻(2019年10月発売時点)
アニメ化
・放送局;NHKBS2、BShi
・放送時期;2010年4月4日~9月26日
・話数;全26話
・アニメ放送分;1巻 #01 ~ 10巻 #90
豆知識
・タイトルの「GIANT KILLING」は「番狂わせ」「大物食い」の意味があり、実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を上げた場合を指します。
・この作品に出てくるクラブ名は、リーグ戦ではすべてJリーグクラブの名前をもじったものが主体となり、海外チームに関しては実名のまま使用されている。
・第二回とらのあなコミック&ノベル大賞受賞。「このマンガがすごい!2008」オトコ編第6位、「このマンガがすごい!2009」オトコ編第3位、第34回講談社漫画賞一般部門を受賞した作品です。
この作品は、言わずとしれたJリーグを舞台として戦うクラブチームに焦点を当てた作品。
そしてその監督にスポットを当てているという非常に珍しい形の漫画です。
もともと、プロに焦点を当てたサッカー漫画はあまり多くありません。
しかも、その中でチーム・監督に焦点を当てているのはこの漫画だけと言っても過言ではないと思います。
弱小クラブが強敵に立ち向かい勝ち上がっていく。
選手・フロント・ファン・サポーターといったクラブに関わるすべての人間が、ぶつかり合いや話し合いを持って一丸となり、勝利という結果に向かって突き進んでいく過程が描かれているため、まるで自分もそのクラブに関わっているような感じがして読み入ってしまいます。
また、達海の相手の弱点を突くような戦術や、選手の個性を活かそうとする戦術。さらに、弱小クラブの意識を変革するための破天荒なチームづくりや性格は独特の雰囲気がありますし、試合などでその戦術がハマって勝利したときは鳥肌が立ちますし、試合だけでない練習や、開幕前のカンファレンスと言った、普段サッカーを日頃から見ている人間にとってもあまり知らない裏の部分もしっかりと描かれているので非常に面白いです。
そして、この漫画の一番の良いところは、チームにスポットを当てているため、パスであったりシュートであったり、さらには戦術・クラブなどに加え、精神的な部分など、サッカーに関するすべての部分が、迫力を持って描かれているということです。
なので、他のサッカー漫画では見られないすべての魅力が詰まっている作品だと思っています。
まさに、Jリーグの開幕前に読む作品としては、もってこいの作品であると言えるでしょう。
② アオアシ
(引用;ebookjapan.yahoo.co.jp)
愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに――― そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)が現れる。アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!? 将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、ここから急速に回り始める!!
(引用;ebookjapan.yahoo.co.jp)
概要
・作者;小林有吾
・掲載誌;ビックコミックスピリッツ(小学館)
・発表号;2015年6号~
・巻数;既刊19巻(2020年1月発売時点)
豆知識
・取材・原案協力としてスポーツライターの上野直彦がサポートとしてついている。
・2017年には2017年マンガ大賞第4位に選ばれ、9巻発売時には総発行部数が100万部を突破し、17巻の時点では300万部を超えるヒット作である。
この漫画は、「Jユース」を本格的に舞台としているサッカー漫画ではあまり見ない珍しい作品です。
しかし、そのため新鮮味があって非常に面白い作品です。
さらに、そもそも「Jユース」とはセレクションがあって非常にレベルの高い選手が集まるチームですので、高い次元での争いやぶつかり合いが見られます。
また、主人公である葦人が視野広さと想像力からサイドバックをするというのも、この漫画の特徴としてあると思います。
そのため、サッカーを知っているという人には非常に共感できて読み応え抜群だと思います。
そして、もう一つの特徴が高校サッカーとは違った「Jユース」にある生活が忠実に再現されているということです。
例えば、セレクションもそうですが、飛び級であったり、土日に試合があるため月曜日がフリーであったりと「Jユース」だからこそ見られる特徴があります。
また、スポーツライターの上野直彦が作中のサッカーの描写をサポートする役目として協力していることもあり、パス・シュート・ドリブル・ポジションや対人といった細かな部分までもがリアリティや迫力を持って表現されているので非常にクオリティが高い作品となっています。
Jリーグでもユース出身の若手が力をつけてきている時代。だからこそ、ユースが題材の漫画を読むことで、Jリーグがもっと面白くなる!
③ エリアの騎士
(引用;ebookjapan.yahoo.co.jp)
トップ選手も大絶賛!!これぞ本格サッカー漫画!“日本サッカーの至宝”“U-15の天才エース”と呼ばれる兄・逢沢傑(あいざわ・すぐる)に憧れながらも、とある過去の呪縛によって、マネージャー職に「逃げ」てしまった元FW(フォワード)の駆(かける)。人前ではボールを蹴れないそぶりを見せつつも、本当はサッカーをしたくてたまらない――。ジレンマだらけの駆だが、「お前は世界レベルのFWになれる!」という檄(げき)を浴びる。……厳しくやさしい「言葉」の主は、いつも仰ぎ見る兄だった!!
(引用;ebookjapan.yahoo.co.jp)
概要
・原作;伊賀大晃
(他作品;金田一少年の事件簿、サイコメトラーEIJI、神の雫、シバトラ、神様の恋人、etc)
・作画;月山可也
(他作品;神様の恋人)
・掲載誌;週刊少年マガジン(講談社)
・発表号;2006年21・22号併号~2017年17号
・巻数;全57巻(完結済み)
アニメ化
・放送局;テレビ朝日
・放送時期;2012年1月7日~9月29日
・話数;全37話
・アニメ放送分;第1巻 #1「兄弟」 ~ 第18巻 #148「近づく夢」
豆知識
・元日本代表の岡崎慎司や中村憲剛、なでしこジャパンの岩渕真奈らも愛読していた。
・作中には高原直泰や大久保嘉人といった侍ブルーに名を連ねる選手たちも登場したりします。
この漫画は主に高校サッカーを舞台とした作品ですが、実は駆がプロになってJリーグでの活躍や苦悩も描かれているのをご存知ですか?
おすすめのポイントとしては、この作品はサッカーのことはもちろんですが、それ以外の話も非常に読み応えがあって面白いということです。
例えば、兄の傑が死んでしまって、その心臓を受け継いだ駆の思いであったり、セブンとの恋の行方であったり。
もちろんその他にも、様々な特徴を持ったキャラクターたちが登場してくるので、読み進めるに連れて面白くなっていきます。
そして、美島奈々が日本代表に選ばれる程の腕前の持ち主であるため、サッカーを知っている。という設定のため、それぞれの場面において起こったプレーやその凄さ、戦術などについて詳しく説明をしてくれるので、そういったことからも、知らないという人にも楽しめる作品になっていると思います。
また、単行本には巻末で描かれている番外編があるのですが、ここではこの物語が始める前の傑の過去などが描かれているなどしているため、個人的にはお気に入りです。
高校サッカーからJリーグへ。Jリーグで、新人プレーヤが成長していく姿を見れることを期待している皆さん!ぜひこの作品で苦悩と葛藤。そして活躍を体験してみてはいかがでしょうか。
おわりに
以上が、私がおすすめする【Jリーグ開幕】に向けて期待と気持ちをより高ぶらせてくれるであろう作品です。
はじめに言った通り、どの作品も絶対におすすめできるものです。
しかし、正直どれもそこそこ有名なものなので、サッカーファンのあなたならもう、どの作品も読んでしまっているということもあるかもしれません。
その時はごめんなさい。
でも、この機会にもう一度読み直して見るのもよいのではないでしょうか。
そして、この中にどれか1作品でも読んだことがない。というものがある人は、この機会に是非読んでみてください。
そして、本当にアツい戦いが繰り広げられる【Jリーグ開幕】を心待ちにしましょう!