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【ぐらんぶる】ネタバレ感想。映画と原作の徹底比較。続きはどこから読めばいいの!?

デン爺

世紀のバカ映画ついに公開じゃ!

今回は、映画ぐらんぐるについて、感想に加えて原作との比較、そして実写化された話は何巻に当たるのかを紹介します。

映画を見て、この【バカで最高のキャンパスライフ】が面白いと思った方は、この記事を参考にぜひ原作の方も読んでみてください。

※映画に関してネタバレを含みます。

映画「ぐらんぶる」作品紹介

  • 公開日:2020年8月7日(金)
  • 原作:井上堅二/吉岡公威『ぐらんぶる』(アフタヌーン)
  • 監督:英勉
  • 脚本:宇田学
  • 主要キャスト:竜星涼/犬飼貴文/与田祐希/小倉優香/石川恋/高島政宏/朝比奈彩
  • 主題歌:絶叫セレナーデ(sumika)

青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し――国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と<キラキラな大学生活>を送ること。なのに――「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも!?

神様、僕たちに普通の大学生活を送らせてくださいーーーー

(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

映画「ぐらんぶる」を見た感想


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

さて、まずは映画「ぐらんぶる」を見て率直な感想を言います。

“とにかく面白かった。”

コメディ漫画が実写化するに当たっては、漫画では面白かったネタがさぶかったり、登場人物が違い過ぎて...といったことがあるのですが、

「ぐらんぶる」に関しては、映画を見ていて思わず笑ったし、特に映画オリジナルの展開なんかも多くありましたが、そこも原作の雰囲気の延長戦上にあって、めちゃくちゃ面白かったです。

また、最後の部分での伏線の回収は見事でした。

なぜ、島なのか。声がなくなっていたのか。伊織たちはダイビングで深く潜りたいと強く思っているのか。そして、軽トラックが毎回走る意味など、

すべてが、あの最後のダイビングのシーンに繋がっていて“なるほど!”と思いました。

しかも、評価できるポイントとして、実はこの伏線には実写オリジナルの設定と原作のストーリーのどちらにも上手いこと伏線が貼ってあったことです。

例えば、島という設定は映画オリジナルですね。しかし、伊織たちがダイビングで深く潜りたいと強く思っている。そして千紗に頭を踏まれるところなんかは実際に原作のストーリーからの物です。


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

このことからも、内容も良く考えられていて、評価できるものとなっていました。

一方で、少し残念な所と言えば、ラストの盛り上がりがイマイチだったという事です。

確かに、原作においても山場といった山場はありません。(コメディ漫画なので仕方ないですが。)

そのため、仕方がないと言えば仕方ないのですが、少し大きなサンゴに皆が集まるといっただけではラストらしい盛り上がりには足りなかった感じがしました。

しかし、伊織をはじめ耕平や千紗、そしてPeek a Booのメンバーのそれぞれのキャラクター。マッチョな体にサークルのノリなど、

映画を通して出てくる人出てくる人全員が「ぐらんぶる」そのものの雰囲気を表現していたので、私はこの実写化映画は非常に良いもの(成功作)であったと言えます。

皆さんはどのように感じたでしょうか。

映画「ぐらんぶる」は原作とここが違う!

さて、ここからは映画「ぐらんぶる」について原作と違ったシーンや設定を紹介します。

違い

大学が島にある。
(原作では伊豆半島にあります。)

裸の目覚めがループする。
(原作では初日のみです。)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

耕平が裸で登場する。
(原作では耕平はオタクの格好で登場します。)
→ちなみにですが、耕平は伊織と酒にらめっこをするまでPeek a Booのことは知りません。

Vamos!
(原作では踊りはありませんが、雰囲気はアレそのものですw)


(引用:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)

伊織のホモ疑惑
(原作でもホモ疑惑は終始ありますが、疑惑が出たエピソードが違います。)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

サークル棟がある。
(原作ではサークル棟はなく伊織の部屋が部室ですw)

ルール違反をするとロッカーに。
(原作ではルール違反をすると菜々華さんに殺されます。)

ミスコンで千紗が酔っている。
(原作では別の理由で白目を剥きます。)
→ちなみにですが、千紗は結構酒が強いです。

島からの脱出。
(原作には全くない設定でした。)
→ちなみにですが、原作では伊織たちはそこまでPeek a Booから逃げたいとは思っていません。


これらが、映画と原作の主な違いとなります。

挙げてみるとまぁまぁありますが、先に言った通りそこも原作の雰囲気の延長戦上にあって、めちゃくちゃ面白かったです。

また、この違いが上手くラストの伏線に活かされていたのも素晴らしかったです。

映画化された話は原作でいうと

さて、では逆に映画化されたシーンを原作に当てはめて紹介します。

何話?

オープニングの海のシーン(第1話)

伊織が裸で目覚め講義を受ける(第2話)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

Peek a Booの飲み騒ぎ、野球拳(第1話+作品を通して)

伊織のホモ疑惑(第3話)

燃える水(第2話)

耕平とPeek a Boo入会対決(第2話)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

初めてのダイビング(第5話)

梓さんとの出会い(第6話)

ダイビング機材のショッピング(第15話)

文化祭・ミスコン(第7話・第8話)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

山本、野島との出会い(第9話)

ケバコがPeek a Booに入る(第9話)

シグナルサイン&奈々華さんに伊織と千紗の噂がバレる(第11話)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)

海でのダイビング試験の練習&千紗との特訓(第17話・第19話)


(引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/)


以上が、実写化されたシーンの中で原作に当てはめたものになります。

主として、原作の1巻から3巻の内容に+して少し4巻の内容というものになっていました。

しかし、第1巻から第3巻の内容でも面白いのに実写化されなかった話は実はたくさんあります。

例えば、伊織はすんなり自分の部屋をゲットできたわけではありません。そこには紆余曲折があって...

それも、この作品の雰囲気を皆さん知ったと思うので想像できると思いますが、めちゃくちゃ面白いです。マジで笑いが止まりませんww

なので、原作読みたいな。と思った方は、ぜひはじめから読んでこの【バカで最高のキャンパスライフ】を楽しんでほしいです。

おわりに

映画「ぐらんぶる」非常に面白く、とても評価できるモノでした。

しかし、原作はこれの2倍,3倍,それ以上にバカで笑えて素晴らしいものとなっています。

ちなみにですが、この原作は笑える場所で読まないと腹筋が死にますw。

映画を見て面白いと思った方で、まだ原作を読んだことがないという人は、ぜひ読んでみてください。

冒頭ではありますが、「試し読み」もできます!