デン爺
また、「夜桜四重奏」は“~ヨザクラカルテット~“と“~ハナノウタ~“と題して2度アニメ化されましたが、その内容は、続きではありません。
1巻からの内容を2度アニメ化した珍しいタイプの作品でもあります。
もちろん、内容は若干違いますが。
今回は、そこの違いについても紹介していきたいと思います。
アニメは何巻まで進んだの?
さて、早速ですが「夜桜四重奏」は2008年の秋「~ヨザクラカルテット~」、そして2013年の秋「~ハナノウタ~」の2期アニメ化がされました。
しかし、先ほども言った通り「~ハナノウタ~」は「~ヨザクラカルテット~」の続きではありませんので、原作分ではあまり進んでいません。
~ヨザクラカルテット~
まず、「~ヨザクラカルテット~」ですが、内容としては全12話で「サクラマウ」まで話が進みましたが、
この、アニメ第12話「サクラマウ」の内容は、
原作でいうとちょうど
第4巻・第19夜の「イバラミチ。」
の部分に当てはまります。
そして、この第19夜は第4巻の中盤に収録されています。
なので、アニメの「~ヨザクラカルテット~」の方の続きから読みたいという人は第4巻から読むのがベストと言えるでしょう。
~ハナノウタ~
そして、「~ハナノウタ~」ですが、こちらの方が一般的に知られていますね。
内容としては、全13話で「ハナノウタ。」まで進みましたが、
この、アニメ第13話「ハナノウタ。」の内容は、
原作でいうとちょうど
第9巻・第50夜の「ハナノウタ。」
の部分に当てはまります。
そして、この第50夜は第9巻の最終話として収録されています。
なので、アニメの「~ハナノウタ~」の内容の続きから読みたいという人は第10巻から読むのがベストと言えるでしょう。
1期と2期の違い(原作との違い)
1期と2期の原作の違い
そして、気になる1期と2期の違いですが、
まず、大きな違いとして、雰囲気の違いが挙げられます。
原作の「夜桜四重奏」はそれぞれのキャラクターにバックグランドとなるストーリーが存在しています。
そのため“複雑かつ繊細な人物関係が描かれている“や、それらを存分に利用した“ストーリーの作りこみ“が魅力となっています。
しかし、1クールでそれを表現するには、いささか厳しいため、
1期(~ヨザクラカルテット~)では、それぞれのキャラクターの関係性やストーリーが分かりやすいように整理されています。
具体的には、妖怪と元老院の対立関係を露骨に表したり。といった感じですかね。
また、調律(チューニング)に関しても、原作では対象となったモノの存在自体があの世に送られますが、魂のみが送られる。という演出がされていました。
一方で、2期(~ハナノウタ~)では、
若干のオリジナル設定はありましたが、概ね原作に近い設定作りとなっていました。
しかし、見てわかる通り、1期(~ヨザクラカルテット~)は原作4巻分に対して、2期(~ハナノウタ~)は原作9巻分を扱っていますから、当然アニメ化されていないストーリーが存在します。
例えば、区長と八重そして区長の秘書を務めるマリアベルの出会いの話。なんかはアニメ化されませんでした。
(引用;https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)
コレなんかは、結構いい話で「夜桜四重奏」の中でも上位を争う名ストーリーだと思うのですが。
まとめ
まとめてみましょう。
・設定・キャラクターの関係性が整理されている。
・原作分はすべてアニメ化。
・原作分は第4巻・第19夜「イバラミチ。」
・設定・キャラクターの関係性は原作通り。
・原作分でアニメ化されていない話がある。
・原作分は第9巻・第50夜「ハナノウタ。」
なので...
以上のことから、1期(~ヨザクラカルテット~)を見た人も、2期(~ハナノウタ~)を見た人も、原作を読む分には、アニメの続きからではなくて、はじめから読むことをおすすめします。
「夜桜四重奏」を今すぐ読むには…
「夜桜四重奏」を今すぐ読むにはどうしたらよいのでしょうか。
というのも、現在25巻(2019年12月発売時点)まで単行本が進んでいるのですが、なんせ月1話の連載の連載なので、連載期間が非常に長くなっています。
連載開始時は2006年2月ですね。
なので、「夜桜四重奏」は25巻までしか発売がなされていませんが、15年近く連載していることになります。
そのため、本屋で全巻揃えようと思うと、置いておいていないことが大半なんですね。
なので、今から「夜桜四重奏」を集めよと思う人におすすめするのは、Amazonをはじめとするネットショッピングか、電子書籍の利用です。
そして、私のおすすめとしては電子書籍の利用をよりおすすめします。
なぜかと言うと...
電子書籍で購入すれば、在庫切れということが確実にないですし、読みたいときにすぐに読に始めることができます。
また、「試し読み」原作の雰囲気を無料で知れるのも良い点であると思います。
では、数ある電子書籍のサイトの中でどこで買えばいいのでしょうか。
電子書籍で買ったことがない人は迷いますよね。ここからは、個人的な感想なので参考までにしてください。
個人的に、おすすめできるサイトは「ebookjapan」というサイトです。
理由としては、2つあって、
1つ目が、Yahoo JAPANが運営しているサイトであるということです。
これは、非常に安心できることです。
やはり、ネットショッピングなどでは有名なサイトや信頼のおけるサイトで買いたいですし、初心者ならなおさらのことだと思います。
そして2つ目が、Tポイントが付くこととPayPayでの支払いが可能であるということです。
私はPayPayユーザーであるため、これは非常に嬉しいです。
もちろんPayPay支払いの還元もしっかりあって、さらにTポイントも付くので非常にお得であると思います。
このTポイントとPayPayの利用ができるのは、Yahoo JAPANが運営している「ebookjapan」にしかないことなので、以上のことから重宝させてもらっている電子書籍です。
気になった方は、ぜひ一度検索してみてください。
現在、ネット上には無料で読めると謳った違法サイトが多数存在しています。しかし、これらには行政の厳しい警備が入り取締が強化されています。これらのサイトは利用したものも罰せられるというケースも出てきています。また悪質ウイルスに感染してしまうといったケースも…。違法サイトは使わず、公式や適切な漫画サイトを利用して楽しく漫画を楽しみましょう。
おわりに
最後に、大事な部分をもう一度繰り返しておきます。
「夜桜四重奏」は、
アニメ1期(~ヨザクラカルテット~)の続きから読むには第4巻から。
アニメ2期(~ハナノウタ~)の続きから読むには第10巻からです。
しかし、1期・2期のアニメ化の特徴からこの作品に関してははじめから読むことをおすすめします。
この作品は本当にストーリーが作りこんであって、キャラクターの関係性が絶妙で、ぜひ原作も読んでほしい作品です。