デン爺
また、「風夏」はアニメだけでなく、原作を絶対に読んでほしい理由があります。
原作の漫画を読んだ人の感想も載せていますので、「アニメを見て原作を読みたくなった!」という人はもちろん、「アニメを見ていないけど風夏を読んでみたい!」という人も必見の内容となっています。
さらに、アニメとは違った展開が楽しめるのが「風夏」の特徴でもあります。
絶対におすすめできる作品の一つです。
はじめに
はじめに簡単に「風夏」の概要とあらすじについて紹介したいと思います。
概要
(引用:https://www.ebookjapan.jp/)
「風夏」は瀬尾広治の作品で、2014年11号から2018年18号まで週刊少年マガジンで連載されていました。
全20巻に加え、「風夏 ヤっちゃう!? ヒロインとの妄想初体験 SPECIAR EDITION」が2018年4月17日に発売されています。
そして、現在アニメ版はBlu-ray&DVDが発売されています。
その中には楽曲「Wings of light」もCD化して特典として、さらに録り下ろしのアフタートークも収録されているようです。
「風夏」が面白かったので、瀬尾広治の他の作品が気になった。という人には次のような記事も存在するのでぜひご覧ください。
あらすじ
6月から父母がアメリカに行くことになり、姉妹の勤務先や通学のために東京の高校に転校してきた榛名優は、転校先の高校で秋月風夏と出会います。
(引用:https://www.ebookjapan.jp/)
(引用:https://www.ebookjapan.jp/)
優は風夏の自分勝手な行動に巻き込まれ、ケータイストラップを買いに行ったり、また、優の幼なじみであった氷無小雪のライブに付き合わされたと振り回されますが、次第に仲良くなっていきます。
そんな中、優の発言がきっかけでこれまでやりたいことがなかった風夏は音楽をやることを決意します。
風夏、優、クラスメートの三笠とバンドを組むこととなり、後に陸上部の先輩の那智と知り合いの妹であった沙羅も加わり伝説のバンド「HEDGEHOGS(ヘッジホックス)」を超えるため走り始めます。
「風夏」原作とアニメの違い
さて、ここからは原作を読んでない人にはもちろん、アニメをみたという人にも絶対に原作を読むべき理由を紹介します。
さらに、後半では漫画を読んだ人たちの感想も一部紹介しています。
「アニメをまだ見てないよ」という人には、若干ネタバレが入ってしまします。ご了承ください。
原作を読むべき理由
アニメ「風夏」本当に面白かったと感じた方が多いのではないでしょうか。
また、風夏と小雪の優を巡る恋の争い?にドキドキしたり、Twitterの炎上からバンドのメンバー全員で乗り越え、出来上がった素晴らしい学園祭のステージなど、バンドアニメなだけに鳥肌がたったシーンもあったのではないかと思います。
この辺は原作通りの進行です。
しかし、アニメの8話以降は原作とは違ってオリジナルの展開となっています。
その典型例が秋月風夏が“生きている”ということです。
アニメ版では、風夏はトラックに轢かれずに初ライブを成功させ、最終話では「Fair Wind」が披露され、風夏と優は相思相愛となりエンディングを迎えます。
一方、原作では優と風夏は付き合いはじめ、いつもの瀬尾広治風のラブコメ展開となっていきます。
しかし、楽しみにしていた初ライブの日風夏はライブハウスに現れません。
秋月風夏は落としてしまった優君とのおそろいのストラップを拾うため、赤信号の道路に飛び出しトラックに轢かれて“死んでしまい”ます。
それはもう、誰も予想できなかった衝撃の展開です。
絶望で活力も出ず引きこもりとなり、バンドも解散してしまった優。
でも、ある日優は自分のケータイに初ライブの日に風夏から留守電にメッセージが入っているのに気が付きます。
そして、風夏から送られた最後の想いを聞いて、もう一度立ち上がるために、そしてバンドを再開させるために「Fair Wind」を書きあげます。
これがアニメのラストシーンと原作の前後シーンの違いです。
大元は同じでも、アニメと原作はまったく印象が違います。
原作版には、優が絶望から立ち上がる場面や、伏線にもあった優の歌の才能など見どころがいっぱいです。
また、ライブの場面はアニメを見たからこそ、実際に聞こえてくるような迫力がありますし、瀬尾広治お得意のラブコメ展開や、勘違いトークも満載です。
なので、アニメだけでなく原作もぜひ読んでもらいたいです。
漫画を読んで…
ここからは原作を実際に読んだ人の感想を紹介していきます。
20代男性
10代女性
20代女性
10代男性
このように多くの人が面白いと感じているようです。
あなたも「風夏」を最後まで読めば充実感や満足感を抱くこと間違いありません。
おわりに
このように、「風夏」はアニメと原作では展開が大きく違いますし、だからこそ、アニメをみて話を知っているから、という人も大いに楽しめる作品であると思います。
また秋月風夏が死んで、碧井風夏をメンバーに加えてバンドを組むことになるのですが、そこからのいくつもの壁を乗り越えて成功していくストーリー展開は見ていてワクワクさせてくれますし、続きが気になる展開となっています。
また、後半になるに連れてコメディ要素も強くなっていき、下ネタやラッキースケベが出てきて瀬尾公治の魅力が存分に発揮されて行く展開となっています。
前半では、甘酸っぱい恋の様子が、そして中盤から後半に向けてはラブコメの王道とも言える作風と2つの特徴が味わえるおすすめの作品です。
ぜひ、アニメだけでなく原作も一度読んでみてください。