デン爺
今回は、ジャンプ+で新たに連載が始まった「ダンダダン」の率直な感想をお伝えします。
「ダンダダン」は“チェンソーマン”や“地獄楽”でメインアシスタントをしていた龍幸伸先生の新連載作品で、多くの有名な漫画家さんが絶賛しているという作品です。
私も、その話を聞きつけ読んでみたのですが...
皆さんはどうでしたでしょうか。
※ネタバレを含みます。
「ダンダダン」の感想
「ダンダダン」が面白い!とりあえず読んだ方がいい!!
という事を聞いたので早速読んできました。
結論としては、
そこまで面白いか...!?
という事です。
そのように感じた理由としては、
- とにかく内容がぶっ飛びすぎている。
- 展開が大雑把すぎるので、深みがなく勢いだけに感じてしまった。
ためです。
内容
一つ目の内容がぶっ飛びすぎている。という点に関しては、皆さんも感じたのではないでしょうか。
特にオチの部分。
内容や展開としては、ホラーやミステリー的な感じであったのに、最後の帰着として“高倉健”に戻ってきたので、
え...そうなん!?そんな終わり方なん!?
って思ってしまいました。
一応、話としては繋がってはいるので成立していますが、いきなり“高倉健”に戻ってきて雰囲気も最後に数ページだけ違う感じだったので、
ぶっ飛んでんなー
と感じてしまいました。
また、話の展開としてそれぞれ二人の妄想の話が、現実となって。という展開でしたので、いまいち世界観が統一されていないというか、
“ターボババア”とか“セルポ星人”とか、いろんなものが出てき過ぎて、そこも
むちゃくちゃやん(笑)
と思いましたね。
展開
そして、展開が大雑把すぎるので、深みがなく勢いだけに感じてしまった。という部分ですが、
こちらに関しては、いろんなものが出てき過ぎて...という部分とも共通するのですが、
1話であれだけのモノ。そしてラブからホラーからミステリーと様々な要素が詰め込まれると、一つ一つの展開が速くて勢いだけに感じてしまいました。
もちろん、展開が速いという事はギャグ漫画や日常漫画では悪いことではないですが、ホラーやミステリーといった非現実的な世界観を持つ漫画では、軽く感じてしまいますね。
例えば、最近流行した非現実的なダーク作品として“鬼滅の刃”や“呪術廻戦”なんかは1話の中で展開の動きはあれど、1シーンごとにじっくり描かれているので、勢いだけという感じが一切なく、深みがあります。
さらに、こういった非現実のモノで勢いだけや深みがない作品は、早々に打ち切りといった結果になることも多いので...(アプリ連載なので分かりませんが)
おわりに
こういった点から、
それほど、面白い!という感じの作品ではないなと思いました。
しかし、まだ1話が掲載されたばかりですので、切り捨てるには時期尚早かもしれませんね。
皆さんは「ダンダダン」。どのように感じましたか!?