デン爺
西尾維新の代表作「物語シリーズ」が漫画化
(引用;https://ebookjapan.yahoo.co.jp)
原作のラノベ小説をはじめ、アニメ化映画化もされ、今や誰もが知る超人気作となった西尾維新の代表作である「物語シリーズ」ですが、
ついにコミカライズがなされ、「化物語」として2018年15号から週刊少年マガジンにて連載がなされています。
漫画を描いているのは大暮維人で、過去作に「天上天下」「エア・ギア」「バイオーグ・トリニティ」などがあります。
大暮維人の作品は、見開きを思う存分利用したり、奥行きを上手く利用した構図。そして、細かく綺麗な描写を多々織り交ぜてくるので、
「華麗で特徴的な構図を見せる」
という特徴を持っています。
そして、それは漫画「化物語」の中でも思う存分発揮されていて、それが、従来の「物語シリーズ」の雰囲気とすごくマッチしていて、連載当時から評判となっていました。
また、原作のストーリーをなぞりながら、ちょくちょくオリジナルを挟んできたり、原作と同じ表現の場面でも、“絵“と“セリフ“で構成されているという漫画ならではの特徴を生かして表現してくるので、
この作品は、原作・アニメと分けて、また別の「物語シリーズ」として楽しめて良い。との評判もあります。
コミカライズされた話は
そして、今までにコミカライズされてきた「物語シリーズ」の話ですが、
2020年4月現在で、原作の「化物語」に収録されている、
(引用;https://ebookjapan.yahoo.co.jp)
「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」。
そして、原作の「傷物語」に収録されている、
「こよみヴァンプ」。
の5つの話です。残念ながら原作の「化物語」に収録されている「つばさキャット」に至ってはまだ、コミカライズはされていません。
しかし、現在連載されている「傷物語」編が終われば、こちらもされると思うので、あの名言の一つでもある早口言葉が漫画になって帰ってくると思うと楽しみです。
『傷物語』は何巻から
(引用;https://ebookjapan.yahoo.co.jp)
さて、原作の『傷物語』にあたる「こよみヴァンプ」の話ですが、
漫画でいうと、第8巻の【062】からがその内容に当てはまります。
ちなみにですが、【062】は第8巻の中盤に収録されています。
そのため、『傷物語』に当たる部分から読みたいという人は、第8巻から読むとよいでしょう。
しかし、はじめに紹介した通り、今回の「物語シリーズ」のコミカライズは
“原作・アニメと分けて、また別の「物語シリーズ」として楽しめて良い“
と評判の作品です。
そのため、まだ読んだことのない人はぜひはじめから読んでほしいものです。
特装版が発売中
また、この漫画「化物語」は通常版に加えて、特装版が発売されています。
(引用;https://ebookjapan.yahoo.co.jp)
特装版には、原作同様、描き下ろしの豪華ハードカバーがついていて、さらに表紙は原作の特徴的ともいえるあの真っ赤をベースとした表紙となっています。
そして、第1巻を例に挙げて言うと、西尾維新の書き下ろし短編「ひたぎデニッシュ」が収録されているのと、大暮維人の描き下ろし短編「化“者“語」が収録されています。
また、ゲスト作家として週刊少年マガジンで連載を持っている漫画家の特別イラストカードもついています。
そのため、書き下ろし短編はさておき、豪華ハードカバーやイラストカードがついている点から、特装版で集める方は、電子書籍ではなく、紙媒体で集めることをおすすめします。
原作の「物語シリーズ」を持っている方などは、並べてみるとハードカバーで統一感が良いのではないでしょうか。
おわりに
『傷物語』は唯一アニメでは放送されず、三部作となる映画で映像化されました。
そのため、文字だけでなく、“絵“でこの作品を見れていないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方はぜひこの機会に漫画で「物語」を読んでみてはいかがでしょうか。