「紙飛行機とデンパ塔のお話」の世界観がめちゃ引き込まれる件について

今回は、講談社第101回新人漫画賞において特選に選ばれた「紙飛行機とデンパ塔のお話」がすごく面白かったので、感想も踏まえて紹介したいと思います。

はじめに

概要

この漫画は川崎朝木の41ページの読み切り作品で、第101回新人漫画賞で特選を受賞しました。

週刊少年マガジンの2019年8号で掲載されています。

あらすじ

「どうか、この手紙があなたへ届きますように。」少女は紙飛行機を飛ばして地上に降りる方法を求めていた。

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

 

少女ははるか高く雲の上まで伸びた謎の電波塔にいる。

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

ここに来る前の記憶はなく覚えているのは自分の名前と一般常識のみで、言うならば遭難状態だった。

しかし、遭難と言ってもこの電波等にはなぜか、朝目覚めると死なない程度の食料。そして、退屈しない程度の娯楽が届けられていた。

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

少女はその2つでなんとか命を引き伸ばしていた。

そんなわけで、少女は絶賛遭難中であったが一つ確かな希望を持っている。

それは、オンボロテレビから聞こえてくる”デンパおじさん”と言う正体不明の親友からの声だった。

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

二人は、雲のはるか上まで伸びた電波塔からの脱出を目指して、作戦を考え実行し、今日も紙飛行機を飛ばす_____

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

 

これは、2つの視点で描かれる、空と地上を巡る2つのお話。です。

感想

この読み切りはとにかく、世界観がひきこまれます。

少女が電波塔から降りられないという特殊な設定ではありますが、感情や表情の表現が巧みで、孤独におけるその本質を考えさせられる作品です。

また、前半と後半での上空と地上の視点の切り替えは素晴らしいものです。

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

前半は少女の電波塔での孤独と、困難が丁寧に描かれているのですが、後半は、地上におけるデンパおじさんの視点で、少女が電波塔の上で孤独でいる理由、謎が解き明かされ、そしてデンパおじさんの苦難が描かれています。

そのため、謎が明らかとなっていくワクワク感が感じられるのです。

その一方で、電波塔で一人ぼっちとなっている理由が残酷なものです。

そして、地上で一人抗うデンパおじさんの苦悩。

(引用:https://pocket.shonenmagazine.com/)

それらが相まってとても切ない気持ちが感じられる作品でもあります。

Twitterでの反応

私個人の感想だけでは、説得力が少ないと思おうので、紙飛行機とデンパ塔のお話が掲載されて出た、Twitterでの他の人たちの感想も一部ではありますが、紹介しておきたいと思います。

このように、実際に多くの人がこの作品を読んで「すごい」と感じたようです。

また、@Links_yugaiさんも述べていますが、この作品は、読み切りだからこそ凝縮されていて良かったと思いますし、逆に読み切りならではの良さが全面に出ている素晴らしい作品であると言えるでしょう。

終わりに

最後に、この作品は、現在マガジンのホームページ

参考 紙飛行機とデンパ塔のお話-川崎朝木/【特別読み切り】講談社 マガジンポケット

または、マガジンポケットと(通称;マガポケ)呼ばれるアプリから、連載→タイトル検索→紙飛行機とデンパ塔のお話 と検索すると無料で読むことができます。

私が読んだ読み切り作品の中では、久しぶりに素晴らしい、ほかの人にも進めてみたいと思える作品でした。

また、新人賞と言うことなので新人?でありながら、これだけの表現そして画力を持ってデンパ野世界に引き込ましてくれた川崎朝木はすごいと思うし、次回作にも期待が高まります。

ぜひみなさんも、読み切りですし、無料で読めるのでまだ読んでいない人は読んでください。